履歴書と言うと、
一般的には本当のことを書くべきで、
嘘や間違ってることを書こうものなら
場合によっては、解雇されるリスクと
隣り合わせになる可能性もあります。
でも、ニート期間が長い場合は、
嘘を書いて、少しでも相手からの印象を
良くしようと考えてしまいがちですよね。
そもそも、ニートの就職活動、
特に正社員を目指す就活において
履歴書に嘘を書くべきなのでしょうか。
「偽りの自分をどこまで演じるべきなのか」
このテーマについて、
僕なりの意見をまとめてみました。
明らかな嘘は、入社後にしんどくなる
ニートは履歴書に嘘を書いた方がいいのか。
個人的には、
少なくとも明らかに嘘だと分かることは、
履歴書に書くべきではないと思います。
例えば、前職で1年の勤務経験がある場合、
「3年間の勤務経験がある」といった
明らかな嘘偽りを履歴書に書くのは
絶対に避けた方が賢明でしょう。
可能性としては極めて少ないでしょうが、
もし応募先の会社が、あなたの採用を
前向きに検討している場合、
以前務めていた会社に連絡する可能性は
少なくともゼロではないからです。
この場合、虚偽の記載をしたという理由で
解雇されても文句は言えません。
また、他にも雇用保険の加入歴から
嘘がバレるケースもあるでしょう。
それに、嘘をつき通して内定を貰えたとしても、
肝心の入社後が、かなりしんどくなるのでは…
という心配もあります。
先程の例で言えば、
勤務経験が本来なら1年しかないにも関わらず、
「3年の勤務経験がある」
という嘘を付いてしまった場合、
あなたはその会社で
「前職で3年間の勤務経験がある」という事を、
演じることが必要になってくるのです。
偽りの自分を演じる必要が出てくるのです。
こうした必要以上の背伸び、演技が
無理なく器用にできるニートなんて
100人に1人いるかいないかの世界な気がします。
少なくとも僕には、
こうした器用なことが出来る自信がありません。
履歴書に嘘を書くことは、
場合によっては、何かしらの罪に問われるだけでなく、
入社後に、履歴書に書いた嘘がバレるんじゃないかと
常に怯えながら務めることになる気がします。
という訳で、明らかに嘘だとわかることを
履歴書に書くことは、
個人的には全くオススメしないという事になります。
「盛る」のはOK?効果はあるのか?
また、
履歴書に嘘を書いてもいいのかというテーマで
必ず話題にあがるのが、
記入する欄を多少大げさに書いても構わないのか
いわゆる「盛る」ことについてです。
例えば、
10ヶ月間のバイト経験を1年と言ったりとか、
1ヶ月間しかない勤務経験を書かないとか。
「この空白期間何してたの?」って聞かれた際に、
資格試験の勉強をしていた(そして受からなかった)
などと言ったケースがあるでしょうか。
個人的に、こうした「盛る」という行為は
行き過ぎてなければ問題はないと思います。
僕の体験談としては、
月に1回しかシフトを入れてなかったバイトを
2年間続けていたことがあるのですが、
この経歴を、さも一生懸命働いていたかのように、
履歴書に書いてアピールした事があります(苦笑)
ただ、自分の経験を大げさに履歴書に書いても
実際のところ、あまり効果はないんじゃないかと
思うのが正直なところです。
大げさに書いてる以上、
必要以上にアピールする事も出来ないですし、
面接官もこちらの過去のことを、必要以上に
突っ込んで聞いてこない気がします。
1つのエピソードを大げさに語る事自体は
上であげた、明らかな嘘でなければ
別に構わないとは思うのですが、
この「盛る」ことに効果があるかと言えば
正直、あまりないのではという事を
個人的に感じます。
過去を偽るのではなく、未来の自分を演じる
「履歴書に嘘を書くべきか否か」
というテーマで個人的に思うことは、
「偽りの自分を演じる力があるか」
という事です。
もし、数あるリスクを冒してでも
偽りの自分を演じるだけの力があれば、
履歴書に嘘を書くということも
一つの選択肢としては有りなのかもしれません。
嘘を付いてでも内定を貰い、
仮にバレて解雇されたとしても、
それを「職歴ができた」と
ポジティブに捉える見方もあるでしょう。
ただ、こうした偽りの自分を演じることに
エネルギーを注ぐだけの力があるのであれば、
「未来の自分を演じる」ことに
より力を注いだ方がいいんじゃないかと思います。
これまでの自分は、過去に大した事はしていない。
それはそれで認めるし、否定はしない。
だけど、それを後悔してるからこそ
現在、就職活動に取り組んでいる訳だし、
もし内定を頂く事があれば、
この先、必ず御社の業績に貢献するという
自らの強い意思をアピールする事の方に
全力を注ぐべきなのではないでしょうか。
「この人を採用する事によって、
自社の未来は、より良いものになりそうだ」
少なくとも、偽りの自分を演じるよりも
面接官にこのように思ってもらえるように
あなたが持てるだけのエネルギーを注いだ方が、
より意義があるのではと個人的には感じています。
偽りの自分を演じて、
嘘がいつバレるのかビクビクするのではなく、
今の自分の姿、現状を正直に認め、
だからこそ今後、自分は必ず変わる。
僕は履歴書を書く際に、
この事を常に意識するようにしています。
ニートが就職活動をする場合、
履歴書に嘘を書くべきかという問いには
人それぞれ、様々な意見があると思います。
この記事で解説した事は、
あくまで一つの考え方として、
今後、あなたがどのように振る舞うかの
一つの参考にしてみて下さい。
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