s_sonke



こんにちは。まさてぃんです。


僕は新卒での就職活動に失敗し、
2年程のニート期間を経験しました。


しかし、27歳のときに意を決して
就職活動を再開する事を決意し、
紆余曲折を経て、何とか第一志望の企業の
内定を勝ち取ることが出来ました。


当ブログでは、そんな僕の経験から
20代後半の既卒ニートが就職活動で
内定を勝ち取る方法を綴っています。



今回は、
尊敬語、謙譲語、丁寧語の意味や違い、使い方
といったテーマを解説していきます。


尊敬語や謙譲語、丁寧語と言った
「敬語」は、親戚の集まりなどで
使われる方もいるかもしれません。


ですが、ただ丁寧に
「です。ます。」と付ければ
良いわけではありませんよ。


また、敬語にもこの3つの種類があり
出来るのであれば、時と場合に応じて、
相応しいものとそうでないものの違いを
理解し、かつ使い分ける必要があります。


就活生であれば、
きちんとした敬語を完璧に理解する
必要まではないと思うのですが、
それぞれの意味や使い方、違いについて
最低限の理解はしておきましょう!
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尊敬語の意味や、その使い方について


敬語は大きく、尊敬語、謙譲語、
丁寧語の3種類に分けられます。


一体どのような違いがあるのかについて
記事内で、分かりやすくまとめてみました。



まずは、敬語の一種である「尊敬語」の
意味や使い方について解説します。


尊敬語は、話の中に出てくる人物が、
話している人物より立場が上である場合、
話中の人物の動作を高めて使う言葉です。




使い方の具体例を挙げてみましょう。


例えば、Aさんに尊敬語を使う場合、
Aさんが我が家に「来る」ではなく
「いらっしゃる」という風になります。


Aさんは「忙しい」ではなく
「ご多忙」といった具合です。


要は、尊敬語とは、
相手を敬う言葉を意味していると
言うことが出来るでしょう。




尊敬語の特徴としては、言葉の頭に
「お」「ご」などの言葉を付けたり、
語尾に「~なさる」「~になる」と
付けたりする事が挙げられます。


また会社を「貴社」と言ったり、
他人の父親を「ご尊父」というのも
尊敬語の1つですね。


謙譲語の意味や、その使い方について


続いて「謙譲語」について解説します。


この謙譲語ですが、冒頭にある
「謙」の字に現れているように、
動作の主体となっている人物を
謙す(へりくだす)言い方のことです。



基本的には話をしている人本人が、
自分を謙って言う場合が多いです。


尊敬語が相手を高める言葉なのに対し、
謙譲語は、あくまで自分を下げるという
ニュアンスの違いがありますね。



ただ、ここで注意したいのは、
謙譲語は、自分を卑下したり、
あるいは自嘲している表現という訳では
断じて無いという事です。


謙譲語はあくまで、相手を高めるための
言葉という意味があるのですから。




謙譲語の具体的な使い方としては、
私がAさん宅へ「行く」ではなく「伺う」や、
私がAさんに「言う」ではなく
「申し上げる」などが挙げられますね。


また、「申し上げる」という言葉は、
それ自体が言うの謙譲語であると同時に、
「お伝え申し上げる」などのように
ある動作の語尾につけることで
謙譲語の意味にするという役割も担っています。



他には、相手に渡す贈答品に対して
「粗品」「つまらない物ですが」
といった言葉を聞いたことがあるかと思いますが、
これらの言葉も謙譲語の一種です。


尊敬語と謙譲語の使い分け一覧表


ここまででは、
尊敬語と謙譲語の意味と違いや、
それぞれの使い方について解説してきました。


ただ、ここでややこしい問題が発生します。



1つの言葉から、
尊敬語に派生する言葉があれば、
謙譲語へと派生するものも存在する
という事です。



一例として、
「いる」と言う言葉を挙げてみましょう。



いる

・尊敬語:いらっしゃる
・謙譲語:おる



この通り、今、自分が接している敬語が
尊敬語なのか、それとも謙譲語なのかを
把握しておく必要がある
という事です。


特に、
あなたが正しい言葉遣いを求められる
企業を志望している場合は、遅かれ早かれ、
こうした言葉の違いについては
しっかりと理解する時が訪れます。



他の言葉についても見てみましょう。



する

・尊敬語:なさる
・謙譲語:いたす


行く

・尊敬語:いらっしゃる、いかれる
・謙譲語:参る、伺う


来る

・尊敬語:いらっしゃる、お見えになる、お越しになる、来られる
・謙譲語:参る


言う

・尊敬語:おっしゃる
・謙譲語:申す


聞く

・尊敬語:お聞きになる、お耳に入る
・謙譲語:伺う、承る


見る

・尊敬語:ご覧になる
・謙譲語:拝見する


与える

・尊敬語:賜る、下さる
・謙譲語:差し上げる


知る

・尊敬語:ご存知だ、お知りになる
・謙譲語:存ず


食べる

・尊敬語:召し上がる
・謙譲語:いただく


もらう

・尊敬語:お受けになる
・謙譲語:いただく、頂戴する、賜る



大体こんな所でしょうか。



あなたが就活生であれば、
尊敬語と謙譲語の違いについては、
少なくとも今の段階では、
そこまで意識する必要は無いと思います。


ただ、この記事をブックマークする等して
今のうちから、尊敬語と謙譲語の違いについて
少しずつ覚える努力も行った方がいいでしょう。
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丁寧語の意味や、その使い方について


尊敬語と謙譲語についての解説の次に
解説するのが「丁寧語」です。


丁寧語とは、話の聞き手と語り手のうち、
聞き手の方が上位である場合に
使われる言葉です。



はじめに解説した尊敬語が、
話の中の登場人物を高めて言うのに対し、
丁寧語はその話を聞いている人に
配慮するという意味合いが強いですね。



丁寧語の代表例としては、冒頭で述べた
「です。ます。」の語尾が挙げられます。


本来は「だ。である。」という語尾でも
通じる文章と言えますが、
相手に配慮して「です。ます。」と言った
丁寧な形にしているんです。



また、
「ます。」と一緒にされがちですが、
「ございます。」も丁寧語の1種です。


「忙しゅうございます」
などと言った使い方をする事もあります。


まとめ:尊敬語、謙譲語、丁寧語の意味など


この記事では、
尊敬語、謙譲語、丁寧語の意味と違い
それぞれの使い方
についてご紹介しました。


・尊敬語:

相手や、話の中に出てくる人物が
自分や話し手より立場が上である場合、
前者の人動作を高めて言う敬語の一種。


・謙譲語:

自分や、動作の主体になっている人物が
謙っている動作や様子を指す敬語の一種。


・丁寧語:

話し手と聞き手のうち、聞き手の方が
上位である場合に用いる敬語の一種。



改めて見ると、誰に対して使うのかで
どの言葉を使えば良いのかがわかりますね。



尊敬語はここにいない、話の中だけの人物。


謙譲語は自分。


丁寧語は話を聞いている相手ですね。


特に謙譲語は、自分を下げる言葉なので、
自分以外には使わないという事を
覚えておくと、失敗も少なくなるでしょう。


最後まで見ていただき、ありがとうございました。

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